SF宇宙映画には付き物です人口冬眠。コールドスリープ(ハイパースリープ)とも言われます。
何XXXXX光年もの遠い宇宙を飛行するためには長い年月がかかるため、老化を防ぐために人間を棺桶のような、冷蔵庫のような装置に入れて眠らせるあの装置です。
その人口冬眠が実現するかもしれません。
[画像:ALIEN ANTHOLOGY WIKI]
その方法と言うのが少しギョっとするのですが、体内の血液を塩水で入れ替えてしまうのだそうです。
温度10度の塩水で入れ替えてしまうと生命活動が停止し仮死状態になりしばらく冬眠状態になります。蘇らせるには再び血液を送り込みます。電気ショックのような蘇生が恐らく必要でしょうね…
既に動物レベルでの実験も成功して、あとは人間での実証実験を待つのみ。
正常な状態からこの仮死状態に移すとき、血液を入れ替えるときに苦しくないの?と思ってしまいますが、実は利用目的というのが宇宙旅行ではなく医療用のようです。
大量出血してしまったような重症患者の場合、失血死する前にこの仮死状態にして、輸血可能な病院に搬送するまでの時間稼ぎができるというわけです。
私たちが期待するSF世界でいうところのコールドスリープとはかけ離れているかもしれませんが、この技術の応用、延長線で実現する日がくるかもしれません。
参照:
NewScientist Health
GIZMODO