空飛ぶ発電所 ( Google App Engine ? )

風力発電所の建設は場所選びが肝心で、年間を通して安定した風が吹く場所と聞きますが、これは「風がある場所に発電所を移動してしまえ」という発想です。

この場で紹介せずにはいられないほど未来感を感じます。



アメリカのAltaeros Energiesという会社が開発したもので。低コストで導入でき、高度300メートルの高さに上げて発電量は従来の風力発電機と比べて約2倍なんだとか。




  Youtube - Introducing the Altaeros BAT: The Next Generation of Wind Power


地上からロープでつながっている関係上、密集させることはできないですね。なるほど、災害地に対する緊急用としての電力確保という手はいいですね。

あと、ヘリウムが充填されるようですが、世界的にヘリウムが不足しており価格が高騰しているようなので、維持費が問題なければ1台欲しいですね。実際、1台当たりいくらするのでしょうか。もしかして戸建て住宅の屋根に載せる太陽光パネルよりも安かったりして。
特殊な材質でしょうが布だかビニールのような風船にヘリウムを入れて、あとは羽根と発電機、ワイヤー、インバーター辺り。


それにしても職業がら第一印象はGoogle App Engineをイメージしてしまいます。
そういえばこのロゴ、最近見ないですね。



参照:
  Altaeros Energies
  designboom