(寒い夜こそ)夜空を見上げよう

そろそろ12月、かなり寒くなってきました。

11月中旬で朝の気温が氷点下にいかない程度の1ケタ代というところに住んでいますが、
結構空が澄んできました。

そして寒くなるにつれて夜空を見上げる機会が多くなりましたね。

都心からは離れていますが、それでも住宅の明かりや街灯、車のライトなど
真っ暗というわけにはいかず、夜空は薄く白っぽい状態です。

そんな中でいいサイトを見つけました。
どれだけ星空を見上げるのに好都合かというマップです。

[ Weekend Diversion: Finding Darkness ]



Google Earthにoverlayファイルというものをダウンロードして見るという、少しややこしい操作が必要なのですが、日本各地の状態を見ることができます。


まあ予想通り関東、特に中心部は光害がすごいです。
ほとんどが白、赤、オレンジですね。
私の住んでいるところはギリギリ赤でした・・・



ズームアウトしてみると以下の通り。
関東から近いところだと新潟と福島の県境辺りに青いエリアが少しだけあります。
実際どのくらいの暗さなのでしょうか。

行ってみたい。
けど寒そう・・・
雪の装備が必要な雰囲気です。





以下はおまけ

よくナショナルジオグラフィックなどで取り上げられるような星空のタイムラプスです。
天の川を実感できるような星空を肉眼で見れるものなんですかねえ。


[Youtube - VLT (Very Large Telescope) HD Timelapse Footage ]


[Youtube - Beauty of the Ngith Sky - Milky Way Time Lapse ]


全画面にすると迫力ありますよ。


スペースシャトルの後継機

NASAが誇る宇宙(地球周回軌道)への主力輸送方法であったスペースシャトルは2011年に現役を引退しました。
引退したスペースシャトルは現在、博物館に展示されるなど過去のものになってしまっています。


▲現役を引退したスペースシャトル(Wikipediaより)


そもそもスペースシャトルは再利用可能な輸送方法として、それまでに過去利用されてきたロケットによる方法と比較して低予算で打ち上げることができると言われていたのですが、実際のところは運用・維持メンテの費用がかさみ、さらに予算縮小の波もあって、惜しまれながら引退してしまいました。

スペースシャトルが引退した現在、宇宙に行くための方法は唯一ロシアのロケットであるソユーズを利用するしかないのですが、このほどNASAはスペースシャトルの後継機となるロケットを発表しました。
しかも、NASAによる開発ではなく一般の航空機メーカーとベンチャー会社が開発するロケットを利用するという方法です。


上がボーイング社ロケット「CST-100」、下がスペースX社ロケット「ドラゴン」


大手の老舗航空会社とベンチャー企業という相反した2社ですが、今後この2社の協力により新たな開発が進むのか、それとも競わせていくのか、はたまたリスク分散という形を取ってそれぞれが個別に開発していくのか、今後の戦略が気になるところです。

参考:
 AstroArts
 wordless Tech
 WIRED
 ニュースの教科書