地球外生命体の発見に一歩前進です。
NASAの観測データから系外惑星が新たに715個も見つかったそうです。
「系外惑星」とは私たちの太陽以外の星を回る惑星を指し、太陽系の外にある惑星のことです。
2009年に打ち上げられ、5億9100万ドルが投じられたNASAのケプラー宇宙望遠鏡は、恒星の周囲を公転する惑星の大半を発見したそうです。
この宇宙望遠鏡が発見した惑星はケプラー4、ケプラー5、ケプラー6などと番号がつけられています。
このケプラー宇宙望遠鏡ですが、打ち上げ当初から故障が相次ぎ、まともな観測はできていないようですが、それでも現在までに膨大な観測データを得ており、それらを解析するだけでも年単位の時間がかかるそうです。
今回発見された715個の惑星と合せて、今までに発見された系外惑星は1700にも及ぶのだとか。
そして生命が存在する惑星はと言うと、今回発見された惑星のうち4つがハビタブルゾーン (生命居住可能領域) に位置して恒星の周りを公転しており、それはすなわち、海が存在するのにちょうど良い温度で生命が存在する可能性を示すそうです。
Youtube - NASA's Kepler Discovers Its Smallest 'Habitable Zone' Planets to Date
素人の私見ですが、これら惑星に向けて電波を放ち反応が返ってきたらおもしろいですね。
生命のいる確率が高いハビタブルゾーンにある4つの惑星だけでも通信してみてはどうでしょうか。
私が言うまでもなくもう始めてる可能性が高いですが。
見つかった惑星との距離が分からず何十年、何百年単位、またはそれ以上なのかもしれませんが、「地球に宇宙人が来た」というSF的で、受け身な「宇宙人は我ら地球人よりもはるかに高度な文明を持っており、地球にやってくる」という夢物語よりも現実的なのかもしれません。
そういえば過去にそのような試みがあったような気がします。
どデカいパラボラアンテナ、地面にそのまま埋め込まれている大きなアンテナから地球外生命に向けて電波を発していたような・・・
引用
ナショナルジオグラフィック
AstroArts
NASA